FM GENKI ラジオ診察室  第13回「かぜ」2006年12月9日放送

・ 今回は今はやっている「かぜ」についてお伺いしたいのですが、そもそもかぜというは、のどが
 痛いとかくしゃみが出るといった症状があると思いますが、どういうものがかぜといわれるので
 しょうか。
――鼻とかのどにウイルスが感染して、炎症を起こす状態を「かぜ」「かぜ症候群」といいます。

・ かぜのとき、熱があるとよくない、熱がないと大丈夫と判断することがあるのですが、どうですか?
――かぜのウイルスは100種類くらいありますから、今年でしたらおなかにくるかぜ、下痢、吐き気を
   もよおすかぜがありますし、高い熱がでるかぜもります。ウイルスの種類によって症状が違い
   ます。
   また体の調子にもよって、熱が出やすい体の人もいますから、熱があるから・・・というのは判断は
   できません。ただ、熱が高くなるというのは体がウイルスと戦っているので、無理やり下げて
   しまわないほうが早く治るということもあります。

・ それは意外でしたね。あと、あったかくしてよく寝るとか、汗をかいたらいいというのはよく効きますが。
――それは対処法としていいと思います。

・ 私はぜんそくもあるし、アレルギー性鼻炎もあるので、かぜが鼻炎かわからないということがあるの
 ですが。
――ぜんそくはかぜをきっかけにわるくなったり、ずっと咳が続いてとまらないなどというときは、
   かぜじゃないなと判断して急いで病院へ行った方がいいと思いますし、あと、黄色い痰(たん)が
   出たりしたらばい菌が悪さをしていて肺炎になっている場合もあるので、そのときは病院で
   抗生物質による治療をしたほうがいいです。

・ 病院に行くまで、何日くらいを目安に様子を見たらいいですか?
――健康な方であれば2,3日様子見してもいいが、それで治りが悪い場合は病院へ。
   ただしお年寄りや体の弱い方は、かぜがきっかけで体調を壊す方がいらっしゃるので、
   早く病院へ。

・ 100種類ものかぜがあるとのことですが、薬局などで買えるかぜ薬はすべてのかぜに効くので
 しょうか?
――かぜ薬というのはウイルスに対抗するための薬ではないんです。
   かぜ薬というのは、ウイルスが起こす鼻水やのどの痛みなどに効くという対処薬なので、
   かぜそのものを治す薬ではないんです。

―― 同じような症状でインフルエンザがありますが、これは病院に行かないといけません。
   インフルエンザもウイルス性かぜ症候群の一種ですが、非常に高い熱が出たり強い感染力がある
   ので、ワクチンがありますし、ウイルスに対抗する薬もあります。かぜの親玉のような病気です。

・ いろいろな種類がありますね。予防のために心がけることは?
――はい、かぜをひいたらうつさないように、また予防のためにもマスクをするのも重要ですね。
   またこの季節はすごく乾燥しているので、家に帰ったらうがいをして、かぜのウイルスはのどから
   はいってくるので、のどを湿潤にしておくこと。あとは規則正しい生活を送って、できるだけ体調を
   崩さないように、お酒も飲み過ぎないように、というようなことです。



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