高度医療機器
マルチスライスCT
当院では、医療機器整備の一環として、最新型全身用コンピュータ断層撮影装置
「日立製」64列マルチスライスCT装置Supria Grande(スプリアグランデ)を設置しています。
検査は、ベッドに寝ているだけで終了します。
64列CT装置の価値は全身どこでも高精細サブミリ撮影が可能なことです。
16列CT装置までは、被検者の息止め時間や撮影範囲などの制約で、全ての検査をサブミリの画質で撮影できませんが、64列CT装置ではそれが可能です。また従来の装置と比べ被爆を低減する撮影が可能となります。他にも肺気腫を評価できる機能や内蔵脂肪を測定できる機能を備えています。
Supria Grandeは、40mm幅の検出器と、日立独自の3次元画像再構成アルゴリズムCORE法により、ピッチ1.58での高速撮影を実現。
このため、胸部320mmを4.5秒、胸腹部570mmを7.5秒で撮影が可能です。姿勢を保つのが困難な方や、長い息止めが困難な方の負担を低減することができます。
日立独自の3次元画像再構成アルゴリズムであるCORE法(特許4360817号)を採用。
ハイピッチ撮影でも、アーチファクトを低減した良好な画像に。
※CT検査についてのお願い
この検査は痛みなどは全くありません。
検査を受けられる方は、ベッドの上で静かに横になってください。
なお、ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。