療養病床について

〜医療提供体制の中での、医療療養型の位置付け〜
中谷病院 院長 中谷裕司


現在病気にかかったとき、精査治療のために入院が必要な場合、

一般的には急性期病院において医療が行われます。


まず、急性期病院(DPCに対応している超急性期病院や、

一般急性期病院)での医療の後、よくなり外来(病院・診療所)に行く場合と、

継続してのリハビリが必要で

回復期リハビリテーション病床や医療療養型にてのリハビリが行われ、

よくなり外来・在宅・施設(介護もふくめた)にいく場合がありますが、

一部(数%)レスピレーターや透析・難病などで外来・在宅・施設(介護を含めた)での

対応困難な医療頻度が高い状態が残っている方においては、

長期にわたり医学的管理が必要となります。


医療療養病床は本質的にその受け皿として機能する必要(役割)があると考えます。

医療区分において、その役割(機能)が明確にされており、

医療区分2・3の病態が継続した医療の必要な病態とされています。 

(肝硬変の腹水症例などが不十分ですが)

当院は医療療養型のみの病床運営であり、

地域での医療提供体制(社会保障)の中で,

その役割を果たす目的にて運営を行っていますので、

特に長期にわたり継続した医療の必要な方におきましては、

入院期間の期限を設けておりません。

(最期まで看取っていく場合も多く、平成18年度の在院日数は110日前後です)




当院の医療療養病床では慢性期の人工透析患者様、人工呼吸器装着患者様の

受け入れを行なっております。

病棟では現在10台前後の人工呼吸器が稼動しております。