FM GENKI ラジオ診察室  第7回「痛風」 2006年6月10日放送
・ ビールがおいしい季節になりましたが、この時期に気をつけたい病気は?
――アルコールは肝臓の病気の原因になりますが、ほかに夏場のビールで気をつけたいのは痛風と
   いう病気です。

・ 痛風とはどのような病気なのですか?
――痛風にかかるのは、ほとんど(約98%)男性ですが、ビールには痛風の原因となるプリン体が多く含まれています。プリン体を多く摂取すると、尿酸値が上がったり、痛風の引き金となったりします。尿酸塩が関節に溜まることで痛風発作になりますが、特に足の親指付け根の関節が赤く腫れて痛みだします。痛みはとても強く、「風が吹いても痛い」と言われるほどです。

・ 気をつけたいことは?
――尿酸値7.0mg/dlを超えると危険で、常に8.5mg/dlを超えているような人は起こりやすいのですが、ビールを大量に飲むことで発症することもあります。のどが渇いている状態で大量にビールを飲むと、一時、身体は潤ったように感じますが、アルコールには利尿作用があり、飲酒後、排尿によって逆に渇いた状態になってしまいます。そういった脱水状態が重なると、より痛風発作は起こりやすいです。暑い日の夕方、大量にビールを飲んで寝て、夜に突然、痛風発作が起こるということがよくあります。

・ 関節が痛くなるということで整形外科かと思いますが、内科なのですか?
――痛みが強いときは整形外科や外科、内科でもいいですが、普段のコントロールが大事で、内科・
   外科・整形外科が共同で診察できる病気です。

・ 痛風が疑われたら、すぐに病院に行くべきですね。
――はい。それと、ビールを飲んだ後は、のどが渇きますので、水分を摂取するようにして下さい。寝る前に水を飲むという習慣は、ほかの病気に関しても良いことです。


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