FM GENKI ラジオ診察室  第3回「花粉症」 2006年2月11日放送
・ 花粉症とは?
――花粉によって起こされるアレルギー反応で、くしゃみ,鼻みず,鼻づまりなどのアレルギー性鼻炎や目がかゆくなったり涙が出たりといったアレルギー性結膜炎などが最も多いです。

・ 花粉症になりやすい体質というのはありますか?
――アレルギー体質の人になりやすいと言われています。花粉が舞った後は感作といって、アレルギー
   反応を引き起こす準備状態が身体に作られます。

・ 花粉にはどういったものがありますか?
――スギ花粉が最も有名ですね。スギ花粉は1月末〜4月頃までで、その後、ヒノキ,イネ科の植物,
   ブタクサと夏まで花粉症の原因となるものが続きます。

・ どの花粉に反応しているのかを知る検査を受けたほうがいいですか?
――予防ということからみても、とても大事です。採血でIgE抗体というものを検査することがよく行われて
   います。

・ マスクの効果はありますか?
――花粉が体内に入ってしまうことを防ぐという面では、マスクや眼鏡の着用は効果がありますし、衣服
   についた花粉が室内で舞ってしまうことを防ぐために、ウール製品を着衣しないようにするとか、家
   の前で花粉を落としてから家に入ることも有効です。また、基本的なことですが花粉がたくさんある
   林などに近づかないようにして下さい。

・ 予防していても症状が出てしまったらどうしたらいいですか?
――鼻みずや目のかゆみといったアレルギー反応を抑える、抗ヒスタミン剤が最も一般的に使用されて
   います。市販でも売られていますし、医療機関で処方される薬剤は、市販のものよりも成分が良く
   できている場合もあります。花粉が飛散する1〜2週間前から服用することで身体がアレルギー
   反応を起こしにくくなるので、予防にもなります。

・ 薬の副作用は大丈夫でしょうか?
――抗ヒスタミン剤は眠くなるという副作用が出ることがありますが、それよりは眠気を催さない薬剤も
   ありますので、医師に相談されればいいと思います。また、鼻づまりの症状には点鼻薬のステロイ
   ド剤や、最近ではロイコトリエン拮抗剤がよく効くと言われていますので、医師に症状を伝えて、
   自分に合った薬剤を使用してください。

・ どの科に行けばいいですか?
――アレルギー科が専門ですが、症状によって、鼻ならば耳鼻科,目ならば眼科,それに内科でも診療
   しています。

・ お手元にある、日付の書いてある日本地図は何ですか?
――花粉前線と言いまして、特にスギ花粉に関しては、このように発表されています。姫路ですと、2月
   下旬くらいに上陸するのではないかと予測されています。

・ 予防では飛散の2週間前から服用するのでしたね。
――はい。ですので、もうそろそろ薬を飲み始めてもいいと思います。


音声ファイル