FM GENKI ラジオ診察室  第2回「インフルエンザ」 2006年1月14日放送

・ 今年は流行しそうでしょうか?
――今年は非常に寒いので、インフルエンザが流行する可能性が高いと思います。

・ A型やB型など種類があるようですが、普通の風邪とどのように違うのでしょうか?
――インフルエンザの特徴として、@突然に発症する A38度を越すような高熱が出る B風邪の
   ような症状が出る。 C身体がだるいといった全身症状が出る。 ということが挙げられます。
   流行しやすいタイプはA型で、B型は症状もやや軽いことが特徴です。また、鳥インフルエンザ
   とは、鳥の間で流行するA型で、これが人に感染する新型ウィルスになったとき、パンデミック
   (世界的大流行)になると危惧されています。

・ 予防法などはありますか?
――寒い時期に罹るので、乾燥しないように湿度を保って暖かくすることが大事です。

・ 予防接種をしたほうがいいでしょうか?
――昨年は3月に流行しました。今年は、最近になって少しずつ出てきています。ワクチンを打って
   から抗体ができるまで2週間程度かかりますので、いまからでも遅くないのではないかと思い
   ます。

・ インフルエンザにかかってしまったらどうしたらいいですか?
――『タミフル』という、感染の入り口をブロックする薬があります。感染後、48時間以内(=2日
   以内)に投与することで効果がありますので、インフルエンザが疑われたら早めに医療機関に
   行くことですね。

・ 副作用についてはどうでしょう?
――副作用の発現率は低く、最近は脳症なども減ってきています。また、ほかに有効な手段がない
   ので、タミフルの使用が基本です。しかしながら、過量に使うと副作用の発現も考えられます
   ので、大流行を防ぐことはもちろん大事ですが、我々、医療者側も慎重に診療にあたっていま
   す。

・ やはり予防が大切ですね。
――インフルエンザの流行時期には、たくさんの人がいる所に行くことや、アジアなど、鳥インフル
   エンザが流行しそうな地域に旅行に行くことなどを控えることです。

・ まず、予防を心がけることですね。そして、インフルエンザにかかったり、疑われたりするときには
 病院に行くことですね。
――空気感染しますので、病院に行くときも感染を広げないようにマスクをすることが大事ですし、
   家族の中で感染することもありますので、インフルエンザにかかった子どもの近くに兄弟が
   近づかないように気をつけてあげて欲しいですね。うがいと手洗いを励行して下さい。


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