中谷病院 薬剤科
主な業務
◎調剤
入院患者さんのお薬を1週間分をまとめて作り、病棟へ持って行きます。
飲み間違いがないように袋に分けています。
◎薬剤管理指導業務
全入院患者さんを対象に行っています。
入院時のお薬(持参薬)のチェックと共に、患者さんや家族の方にお話しを伺い現在の内服薬の効果・量・飲み方が
適切か判断し、医師に持参薬の内容や代替薬の提案など情報提供をしています。 また毎朝のカンファレンスの参加、
週に1度の緩和ケア回診、隔週に1度の病棟総回診に参加するなど、多職種と連携して患者さんの情報を定期的に
収集し、薬剤の情報を提供するとともに使用薬剤の評価を行っています。 退院日には現在服用している薬の説明・
入院中の薬の変更内容をお伝えしています。 患者さん1人1人それぞれに必要な薬を、退院後の生活を見据えながら
患者さんに合わせた薬物治療を行っています。
◎医薬品安全管理業務
院内に医薬品安全管理部会を設置し、製薬メーカー、卸、インターネット等から最新情報を取り入れ、医薬品の安全管理の向上に努めています。
さらに、看護師の知識向上、医薬品の適正使用のため、定期的に勉強会を開催しています。
(インフルエンザ勉強会、静脈注射勉強会、肝炎ワクチン勉強会等)
◎舌下免疫療法
当院ではスギ花粉症・ダニアレルギーでお悩みの方を対象に、舌下免疫療法という治療を2018年8月より開始
しています。2年から5年間という長期の治療を継続して頂けるように、「舌下免疫療法とは」という説明から具体的な
投与スケジュール、注意事項の説明や「こんな時はどうすれば?」という疑問にお答えできるようなQ&A集を作成し、
治療開始からサポートさせて頂いております。 定期診療時には再診問診票を利用して、患者様の現在の症状・困って
いることなどを医師へ伝えやすくすると共に、診療時間の短縮にも繋げています。お薬は院外の調剤薬局にて受け取り
頂いております。
後発品(ジェネリック医薬品)について
お薬で「先発品」「後発品(ジェネリック医薬品)」といった言葉を聞いたことがありますか?
「先発品」とは、最初に開発して発売した薬のことです。ある一定期間が経過すると他社も同じ成分の薬を造ることができます。
これが「後発品(ジェネリック医薬品)」です。
製造行程に若干の違いがありますが、価格が「先発品」に比べ安価といったメリットがあります。
当院では積極的に後発品の採用を進めています。これにより患者さんの負担の軽減にもつながります。
後発品にご関心のおあり方は受付でご相談ください。薬剤師がその都度対応させていただきます。
自費診療について
当院では禁煙、ED、AGA(男性型脱毛症)のご相談を承っています。
お薬の説明や費用等に関してもお気軽に薬剤師までお問い合わせください。
薬事委員会
月1回開催しています。
ここで医薬品の採用や削除を議論しています。
また医薬品の副作用について、医薬品の在庫状況について等も行なっています。
製薬メーカーの訪問について
当院では訪問規定を設けています。詳細につきましては薬剤科までお問い合わせください。